● リース品はそのまま返却すると情報流出の可能性大

●リース品は情報流出のリスク大?

事業者にとって、リース品はとてもありがたい存在です。
リースパソコンも同様で、購入せずにリース契約することで長期間自由に使うことができますが、自社の所有物ではないため、契約期限を過ぎた場合はリース元に返却することになります。
業務で使うパソコンには個人情報などが入っていることも多いものですが、それらを削除せずそのまま返却してしまうと、自分たちが関知しない場所で流出してしまうことがあります。
リース元の業者がその都度削除を行って新しいリース先に引き渡している場合は問題ありませんが、それでも100%信用することは難しいものです。
実際にリースパソコンが元になって、意図しない形で個人情報が流出してしまったケースは非常にたくさんあります。
過去に発生した情報流出の事件を見ていると、他者を信用しすぎるのは危険であることに気づくでしょう。
そこでリース品を返却する際には、そのまま返すのではなく、内部のデータを完全に削除することをおすすめします。
自分の身は自分で守ることが求められる時代、機密情報の管理も同様の心構えが必要です。
個人情報保護に関する意識がますます高まっている昨今は、他人任せのセキュリティ対策ほど脆弱なものはないことを、肝に銘じておきましょう。


●リース品からの情報流出には適切な対策を

マイナンバー制度が施行されて以降、事業者はこれまで以上に個人情報の扱いに注意しなくてはならなくなりました。
自社で所有しているパソコンに比べてリスクの高いリース品の場合、リース規約の確認と同時に、データ管理はリース業者に任せず、自分たちで責任を持って完全に削除するよう努力しましょう。
データを削除せずに返却したリース品が、そのまま次のリース先に回ったり、他社に転売される可能性もゼロではありません。
リース品をそのまま返すと情報流出する可能性が大きいことを念頭に置き、適切な対策を練ることが重要なのです。
ほとんどの業者は信頼できる健全な事業体制を整えていますが、中には対策が不十分な業者も存在するので、情報流出を予防するためにはリース終了時の返却についても気を配りましょう。


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