● マイナンバーの情報漏えいによって、医療情報まで漏洩する可能性がある

● 医療機関がITリテラシーを高める必要性

マイナンバー制度が開始となり、個人情報がマイナンバー一つで管理されるような時代になる便利さの反面、情報が漏えいした場合のリスクがあります。
マイナンバー一つで地方自治体との連携や医療機関との連携により、様々な個人情報が連携されるようになります。
こうした中で、マイナンバーが万が一漏えいしてしまった場合、医療情報の漏えいにつながり、自分がどんな病気でどのような病院に通っているかという医療情報が他人に知られてしまう可能性が出てきてしまうのです。
特に高齢者や、古くから地元に根付いている医療機関となると、ITリテラシーも低いことが予想されます。
マイナンバーは個人情報であることは間違いありませんが、それに紐づくすべての情報が漏えいするというリスクがあることを一人一人が認識し、ITリテラシーを高めていかなくてはいけません。
データベースサーバに情報を保存する場合でも、廃棄する際にはデータを確実に消去する必要があり、確実な方法で廃棄することも求められてきます。
こうした管理は、データを扱う企業側にも求められることです。

● マイナンバーと医療機関との連携

マイナンバー制度の開始により、地方自治体や社会保障制度の期間との連携が開始されることになり、自治体のクラウドにマイナンバーを保存することも今後予想されます。
マイナンバー一つで、多くの個人情報が紐づくことにより、漏えいした場合のリスクについて企業側の認識も強くもち、セキュリティーの意識を高めることが大切になってきます。
データベースサーバに保存しているからセキュリティーは安全だという認識ではなく、廃棄する際のデータ消去まで確実に行う責任があることを認識する必要があります。
マイナンバーと医療機関との連携により、一つの番号で医療情報が共有されることが現実的となってきました。
医療情報はどの誰がどの病院でどんな病気や治療を行ったかという履歴が分かり、他の病院でもこうした履歴が閲覧できる仕組みも可能となります。
連携強化は非常にメリットがありますが、マイナンバーが漏えいした場合のリスクは非常に高いものと言えます。
こうしたリスクを認識し、セキュリティーの意識を企業側が認識し、廃棄時には確実にデータを消去することが求められます。

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